法泉寺
 法泉寺は、天正3年西暦1575年今から436年前、小山田氏の与力の子供が出家し禅門に入り、得度して、明岳周光和尚と名乗り、お寺を建立して法泉庵と名付けました。

本尊は、虚空蔵菩薩です。天正10壬午年1582年、笑傳宗咄和尚により開山、414年前の慶長1579年頃庵を寺に改め大龍山法泉寺となりました。

元禄7年1694年 天厳祖暁禅師入院(お寺に入ること)する。

祖暁禅師が元禄12年1699年(312年前)に110cmと50cmの石のお地蔵さんを、石工に依頼、大きい方の地蔵さまがのちに「かゞめや地蔵」と言われるお地蔵さまで、小さい方が厄除地蔵さまです、この二体を十王堂に安置する。又、寳永2年、1706年8月今から306年前に萬霊等を建立し今に至っております。

現在の客殿・庫裏は昭和54年17世義宣和尚の代に新築された。

 法泉寺では、虚空蔵菩薩の本尊忌として、毎年9月13日に法要を執り行っております、今では忘れられてしまった数え年13歳に成った少年少女が元服を迎え大人に成ったことに感謝して、お参りをする虚空蔵菩薩です、この法要も同時に執り行われています。
 (2011年記載)





© 2011 曹洞宗大龍山法泉寺